喜多嶋隆さんの短編集「ビーチ・サンダルで告白した」を読み終えました。9編の短編は全て女の子を主人公にしたものでした。結構,読んでいて「きゅん」ときてしまった。
いい歳のおっさんが「きゅん」もないものですが,まぁイイでしょう。元々はファン・クラブで配布しているカセットのために朗読向けのものとして書かれていたのを,リメイクして文庫化したようです。
けっこうホロ苦い結末もあるのですがね,そこは流石の喜多嶋マジックで前向きな気持にさせてくれます。またオリジナルのカセットではBGMでキー・ウエスト・ポイント(喜多嶋先生がドラムを叩いているバンド)の演奏が入っているためか,ラジオから音楽が流れているシーンが少なかったように思います。 普段の喜多嶋作品だとラジオから曲が流れてきて,曲名まで記してあったりします。バラードが多い。
舞台は湘南・葉山だったり,ハワイだったりロスだったり・・・。1篇だけ長野が舞台のスノボーの話があったなぁ。海や潮風が不可欠な作品も多いのですがね。 余談ですが,かつて僕は湘南・葉山だとか,茅ヶ崎とか,あっち方面の人達って,皆がサーフィンやウインド・サーフィンをやっているようなものだと思っていたのです。 だから,イイ波が立っていたら海へ出てから,登校するような学生がいると思っていました。それで,学校側も「仕方ないなぁ」と黙認したりしてとか・・・(って思っていた)。
だから茅ヶ崎方面出身で,カナヅチの人がいると知った時の驚きと可笑しさ。同じ歳の彼はメールでカナヅチであることを教えてくれたのですが,その時の僕はパソコンを前に腹を抱えて笑ってしまったのでした。本当に聡明でイイ奴なのですけれどねぇ,気の毒に(笑)。
一方,やはり,茅ヶ崎出身で同じ歳の別の友人は,海が大好き水も大好き。一緒に旅行してホテルにプールがあったりすると,直ぐに飛び込む。「おいっ!!プールがあるぜ!俺は泳ぐぜ!!」と言って飛び出して行く。「おい!!お前,海パン持っているのかっ!?」こっちが,訊いていることにも答えずに行ってしまう。で,プールに行ってみたら全裸で泳いでいたりする・・・。
それで,よく言っていたのですよ。 「神奈川県出身の奴って,変なの多いよな」 すると,多くの人の返答は,こうでした。 「それは神奈川出身の人が変なんじゃなくって,君の友達に変なのが多いんでしょ」
それで,こういった展開になるのが常です。 「どういう意味だよ」 「そのままさ。類は友を呼ぶ」 「・・・・・」 それはさておき,今回の短編集読んで,大学の時に友達だったある女の子のことを想い出しました。何か切ないなぁ。それこそ,「きゅん」ときてしまう。よく,デートもしたのです。2人でミルク・シェイク専門店に行ったこと覚えています。 その想い出とリンクしているヒット曲は,ボーイ・ミーツ・ガールの「ウェイティング・フォー・ア・スター・トゥ・フォール」。下にヴィデオ付けます。ボーイ・ミーツ・ガールの2人も別れちゃったんだよなぁ・・・・。
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