11月も終わりですね。 ジョージ(ハリスン)の命日がやって来ました。11月29日が命日です。
ポール・マッカートニーさんやジョン・レノンさんという強烈は2つの個性を抱えたビートルズの中で,ジョージ・ハリスンさんは地味な存在でした。でも,ジョージさんのような人の存在があればこそ,バンドは上手くいったのだと思っています。
そして,僕にとって,ビートルズと南部のルーツ・ロックやブルース・ロックを結び付けてくれたのはジョージでした。デラニー&ボニーに初めて興味を持ったのは,ジョージが彼等のツアーに参加してギターを弾いていたから。最初に買ったクリームのレコード(『グッバイ・クリーム』)もジョージが参加していたからです。 ジョンやポールは何処へ行っても主役をやりますが(笑),ジョージって「こっそりと」参加してさり気無く貢献するんですよね。
ビートルズの録音にエリック・クラプトンさんやビリー・プレストンさんを参加させたのもジョージでした。それは,ビートルズの伝説をより強固にしたと思っています。
ビートルズ解散後,70年代の前半は大活躍したジョージでしたが,その後の活動は尻すぼみとなっていきました。 覚えているのは87年です。夏休みをテキサス州の端っこエル・パソで過ごして,大学のあるジャクスンヴィルに戻ってきた時のことでした。 一緒にバンドをやっていたゲンちゃんと,寮のロビーでMTVを観ていたのです。 「あっ!ジョージの新曲だよ」とゲンちゃんが言う。 「ジョージって?」 「ハリスン」 「マイケルじゃなくって?」
画面を観ると,本当にジョージが歌っているのです。「セット・オン・ユー」。 感動しましたよ。 そして92年には,日本公演をナマで観ました。場所は大阪城ホール。ジョージは,エリック・クラプトンと彼のバンドを引き連れて来日しました。ビートルズ・ナンバーも沢山演奏されました。ラストは「ロール・オーヴァー・ベートーヴェン」でした。そう言えば,僕が最初に買ったビートルズのシングル盤は「ツイスト&シャウト/ロール・オーヴァー・ベートーヴェン」だったのですよ。あれで僕は,アイズレー・ブラザーズやチャック・ベリーを知ったのです。 今でも,新聞で日本公演のライヴの告知記事が載った時のキャッチ・コピーを覚えています。 「伝説復活」 あれから,既に16年。早いものですね。20代だった僕は,40代です。 ジョージの曲で好きな作品は,僕の場合「ヒア・カムズ・ザ・サン」(『アビー・ロード』収録)と「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」(『ホワイト・アルバム』収録)ですかね。多くの人は「サムシング」(『アビー・ロード』収録)って言うだろうけれど。
では,最後に,その「ヒア・カムズ・ザ・サン」を。これは素敵でよく出来たフィルムです。
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